こだわりの純米酒

酒は純米、燗ならなおよし。
米と米麹と水だけで醸すお酒が純米酒であり、かつてはそれが日本酒そのものでありました。

戦後、米不足の時に、原料としてアルコールを使用することが認められ、
次第に使用量こそ制限されるようになりましたが、そのなごりがずうっと続いています。
純米酒は世の中に出回る日本酒の2割にも満たない量です。
それは、米と米麹のみから造るため原価が高くなってしまい、蔵にとって大きなコスト負担となるからです。
また、純米酒の旨さを知らない人がたくさんいるからです。
アルコールを添加することでくどさが無くなる、キレが良くなるということで続いている面があることは否めません。
しかし日本酒は減少続きで日本酒そのものの存在意義を見直さなければならない今、
日本酒伝統技術に価値を見出さなければならないのであり、米の豊富な現代、
瑞穂の国の醸造酒たる日本酒は、米と米麹と水だけで造るのが本物ではないでしょうか。
味わいが豊富で濃厚になりがちな純米酒で飲みやすい酒を造るためには、
米(酒造好適米)を選び、米を磨き、手造りで丁寧に醸すことが必要となってきます。
丁寧に造られた純米吟醸、純米大吟醸ではアルコール添加酒とは次元の異なる、すばらしい、おいしい酒ができてきています。

酒通では純米酒でなければという方が増えています。これが日本酒復権の道でしょう。
健康飲酒の面からも良い
純米吟醸酒、純米大吟醸酒を少量楽しむという飲み方が望ましいのではないでしょうか。

おすすめの純米酒を集めてみました。

こだわりの純米酒

12商品

  • < 前
  • 次 >
12件 1-12表示
  • <
  • 1
  • >
12件 1-12表示
  • < 前
  • 次 >